>福岡市立小学校の教諭らでつくる同市小学校生徒指導研究委員会に対し、市が06、07年度に支出した補助金157万円のうち、43万円が使途不明になっていることが9日、市監査委員の監査で分かった。
研究委員会の経理担当は、会合の菓子代や酒食を伴う懇親会などに流用したと認めており、領収書の偽装工作までしていた。
市監査事務局は「好ましくない」と批判している。
研究委員会は、生徒指導に関する研修や児童の表彰などをする組織。教諭ら約20人で構成している。
市監査事務局によると、市は06年度に96万円、07年度に61万円を研究委員会に補助した。
だが、市に提出する報告書には使い道が記されているだけで、領収書は添付されていなかった。
このため、市監査委員が領収書の提出を求めたところ、日付が空欄になっていた古い領収書に新たに日付を書き込んだり、研究委員会の委員長の校長名で領収書を切り、本来無料であるはずの学校を研修の会場として借りた形にしていたりするなど偽装していたものがあった。
研修後の街頭での見回りに対しても、07年度には9万5千円の補助金が支払われていたが、実際は見回りはしていなかった。
市監査委員は、領収書が提出されなかった分も含め、使途不明金が06年度に21万円分、07年度に22万円分に上ると判断。延滞金も含め計46万円の返還を求めた。
研究委員会の経理担当は「事務処理について詳しくなかった」と釈明する一方で、補助金を目的外使用したことについては「慣例になっていた」と認めている。(09/2/9 朝日新聞)

>福岡市立小学校の教諭が非行防止策などを研究する「福岡市小学校生徒指導研究委員会」が、07年度に市から受け取った校外補導費交付金約60万円のうち、約23万円を居酒屋での懇親会やお茶菓子などに使っていたことが、市の定期監査で分かった。
06年度にも同様の使い道をした交付金が約22万円あり、同委員会は約45万円を市に返還した。
市監査事務局によると、同委員会は07年度、実際には行っていない街頭補導費9万5000円などを報告書に記載していた。
しかし、領収書の提出を求めたところ、日付が入っていないなど、不自然な領収書が見つかり、判明した。
05年度から07年度に、同委員会の会計を担当した市立別府小の荒木信博教頭は読売新聞の取材に、「交付金を居酒屋での懇親会に使うことは、委員会の慣例となっており抵抗なく使っていた。単年度で交付金を使い切らないといけないという思いがあった」と認めた。
交付金は79年から同委員会に交付されているが、「いつ頃から、懇親会費など不正に使われていたかは分からない。今後は改める必要がある」と話した。(2/9 読売新聞)