>ゲートウェイ21が経営破たんし、2週間以上がたった。しかし、留学費用を前払いしていた利用者を救済する道筋は、不透明なままだ。広島県内の若者も憤りと失望を深めている。
広島市中区鉄砲町のオフィス内にあった広島支社は、経営破たんが表面化する前の9月20日に閉鎖された。看板は残るが、フロアには立ち入れない。
「大手だから安心していた」。南区の無職女性(25)は途方に暮れる。今月25日から1年間、豪州・シドニーに語学留学する予定で、100万円余りを支払った。大学卒業後、高校の英語専任講師として働いてためた貯金の大半。公的な相談窓口に電話したが、答えに納得はしていない。「どうすればいいのかわからない」。言葉に怒りがにじんだ。
ゲートウェイ21が営業を停止した9月26日以降、県生活センターに3件、市消費生活センターには6件の相談があった。両センターの助言は主に2つ。分割払いの被害者がいったんは支払いを停止できる手法と、契約次第では費用の返還窓口になる日本旅行業協会(東京)の紹介だ。
しかし、返還には、ゲートウェイ21にそれに見合う資産があることが条件で、関係者の多くが厳しい見通しを示す。(08/10/17 中国新聞)

>経営破綻した留学仲介大手の「ゲートウェイ21」は5日、費用を支払ったのに渡航できない留学予定者ら債権者を対象にした説明会を都内で開き、全国各地から約1000人が会場に詰めかけた。
同社を巡っては、留学予定者約1300人が9億5000万円の返還を求めているが、福井伴昌社長(51)は「集めた金は会社の資金繰りに充てた。返金できる見込みはない」と報道陣に述べた。
営業停止後、初めて公の場に姿を見せた福井社長は説明会の冒頭「申し訳ありません」と土下座。
説明会は約4時間にわたったが、参加者は「ずさんすぎる」「納得できない」と口々に不満をぶちまけ、会場は一時騒然とした雰囲気となった。
説明会のため同社は約2500人に案内状を送付したが、用意した東京都千代田区の会場は250人用。説明会は急きょ2回に分け、計4時間がかりで行われた。それでもロビーは入りきれない人であふれ「早く説明しろ」「時間がない」と至る所から憤る声が上がる。(10/6 日経ネット)

>ゲートウェイ21の債権者説明会が5日、東京都内であり、福井伴昌社長は「本当にすみませんでした」と土下座して謝罪した。経営破綻後、社長が公の場で発言するのは初めて。
社長は「集めた資金をそのまま海外送金すればよかったが、会社が存続できない状態となり手をつけた」と資金流用を認めた。約800人の被害者は「詐欺だ」と厳しく批判した。
同社は、留学予定者から預かった資金を、専属契約する海外の現地法人を介して、留学先やホームステイ先に支払う。このシステム通りに送金されれば留学に支障はないが、実際には払われていないケースが相次いでいた。
会場から「預かり金に手をつけたのか」と追及されると、福井社長は「その通り。そうせざるを得なかった」と認めた。使途は先行してあっせんした他の留学生の費用だけでなく、会社の事務所の家賃や人件費にも及んでいた。さらに「『送金が集中する3、4、8、9月を乗り切れば』と思っていた。昨年もそれで乗り切った」と流用が常態化していたことも認めた。
説明会に同席した野間啓弁護士は「昨年6月ごろから資金繰りが厳しくなっていた」と説明した。
一方で個人的な蓄財など私的流用は否定。「私財を4000万円(会社に)入れた。個人財産は残っていない」と強調した。野間弁護士が「返金は難しい」と話すと、ため息に包まれた。男性が「あなた(社長)を刑事告訴します」と発言すると、一斉に拍手が起こった。
訪れた被害者が会場(定員約200人)に入りきれず、外の歩道に50メートル以上の列を作った。参加者を入れ替え説明会を2度を開いたが、流用した原因は「全国展開に伴って経費が増え、売り上げが落ちたため」とだけ説明した。
イタリアで料理人の修業をするため、肉体労働のアルバイトでためた約80万円を支払った埼玉県北川辺町の男性(30)は「答えられなくなると『すみません』で済ます。具体的なことは聞けなかった」とあきれ顔だった。(10/6 毎日新聞)

>負債総額は約12億9000万円で、留学予定者が前払いした約9億5000万円が返還不能になる可能性があるという。同社は資金繰りが悪化し、26日に営業停止した。同社から現地手配業者に代金が支払われていないケースが多く、今後渡航できない事例が多数発生するとみられる。
民間の信用調査会社や同社ホームページ(閉鎖)によると、同社は平成9年設立。アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、イギリス、アイルランドなど海外13カ国31都市を対象に、語学留学やホームステイなどの海外留学を仲介。年間約1万人の実績がある。東京・銀座のほか、大阪、名古屋、広島、福岡などの主要都市に支社を開設。昨年6月決算の売上高は28億5000万円。(10/1 産経新聞)

>利用者「詐欺も同然」
「なぜ急にこんなことに」「これでは詐欺も同然」-。「ゲートウェイ21」が破産する見込みになったことで、既に契約した中部の利用者からも戸惑いと怒りの声が上がった。
「そんなことありますか」。名古屋市中区錦の栄町ビル8階にある同社の名古屋支社。玄関ドアは鍵で固く閉じられ、社員の姿はなかった。心配して足を運んだ名古屋市中川区の女性会社員(20)は、営業停止を知らせる張り紙を見るなり、泣き崩れた。来年3月からカナダに1年間、留学予定だった。費用として9月中旬に支払った約120万円は高校卒業後、3年間働きながらこつこつとためた。
「支社の人が『現地の事情もあるので早く支払ってほしい』と催促していたので、おかしいと思った。お金はもう返ってこないかも…」
中部でも事業拡大、岐阜などで代理店契約
「ゲートウェイ21」は名古屋市内に支社を置き、岐阜、富山両県の旅行会社と販売代理店契約を結ぶなど、中部地方でも事業拡大を図っていた。
「保証金が返ってこないかも。だまされたような心境だ」。保証金100万円と加盟金100万円の計200万円を支払い、ゲートウェイ21と代理店契約を結んだ岐阜県内の旅行会社社長(48)は無念そうだ。
ゲートウェイ21は地方の旅行会社に「地球の学校」と名付けた代理店になるよう勧め、他社より高めの販売手数料を提示した。社長は昨年、代理店契約を締結し、これまでに大学生ら2人をオーストラリアへ送った。2人は既に帰国しているという。
「留学費用が他社より2-3割高く、商品は売れなかった」と社長は振り返る。
関係者によると、ゲートウェイ21はNPO法人「日本留学推進協会」の加盟会社となり、同協会の「認定商品」を販売することで自社の信用力を高めようともしていた。
ただ、97年の発足から10年で、売上高を年28億円に増やすなど事業拡大のペースが急だったため、資金繰りは数カ月前から悪化していたという。
旅行業と違って留学仲介業には国や自治体の認可が不要だが、旅行業界などから「何らかのチェック体制が必要だ」との声も聞かれた。(9/30 中日新聞)

>同社では26日を最後に営業を停止しており、負債総額は約12億~13億円にのぼるとみられる。
民間の信用調査会社によると、豪州や北米地域の大学や語学学校への留学仲介で業績を伸ばし、年間7000~8000人の実績があった。06年6月期は約26億円の売り上げがあったが、昨年ごろから業績は伸び悩んだという。
新宿区の本社では、入り口に「資金調達がかなわず、営業を停止することになりました」との紙がはられていた。
同社を訪れた大田区の会社員女性(24)は「11月からカナダに語学留学の予定で、費用約80万円を払い終えた。電話はつながらないし、勤めていた会社には辞表を出したのに……」と絶句していた。(9/29 読売新聞)

>東京都消費生活総合センターには、ゲートウェイ21に関し、本年度に六件、〇七年度に九件、〇六年度に二十件の相談が寄せられていた。
このうち「解約後に返金されない」という苦情が一件あり、ほかは「宿泊施設が契約条件と異なる」などの内容だった。(9/30 東京新聞)


ゲートウェイ21
 留学ニュース http://blog.fideli.com/gateway21/
 留学会社ゲートウェイ21 名古屋支社通信 http://gw21-nagoya.blogspot.com/
 広島支社通信 http://gw21-hiroshima.blogspot.com/

福井伴昌社長 「ブリタニカの伝説の営業マン」という地点で・・・。
さらに、リンガフォン銀座店 全研関連!となれば・・・。

ジゴウジトク。

ご愁傷様です。

もっと前に(全研関連として)記事にしていればよかったのかもしれないが、そこまでは出来ないのですよ。


留学ONLINEや留学見積.com、留学生活で、
「留学NPO「日本留学推進協会」から、最も国際基準に合致した留学システムと推薦を受けたゲートウェイ21!その安全と信頼の留学コースは大手旅行会社でもお取り扱いいただいております。」
とアゲアゲだった

NPO法人日本留学推進協会(J-SAP) もグルか?(速攻サイト閉鎖)
 海外渡航トラブル…こんな時どうする? http://archive.mag2.com/0000230401/index.html
 会長 金谷年展 慶応義塾大学政策メディア研究科教授 http://www.kanaya.info/



【関連】
ゲートウェイ21と旅行業務に関する取引に係る債権を有するお客様はお申し出ください。/社団法人日本旅行業協会
 http://www.jata-net.or.jp/bensai/gyomu/080929gatewayi_atinfo.htm

プレスリリースより
08/4/10 語学留学情報ネット オープン
 http://www.language-school-info.net/
08/2/8 ワーキングホリデー情報ネット オープン
 http://www.working-holiday-info.net/
07/12/3 オフィシャル携帯サイト オープン
 http://gway.jp
07/10/20 旅行業界に特化した人材サービス会社株式会社アステージ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 土井 明美、以下アステージ)と業務提携し、旅行・観光業界向けの人材育成留学プラン「海外生活プランナー養成コース」を共同で開始。
 http://www.astageinc.co.jp/

彼らも被害者? 『地球の学校』代理店
 http://www.m-tours.net/
 http://sky.geocities.jp/azuma3921/
 http://www.enjoy-sks.co.jp/


【おまけ】 ブリタニカ商法が売りの有名人
和田裕美 ブリタニカ→ペリエ設立
尾崎友俐 ブリタニカ→株式会社オリエンタル創業→女性総合研究所創立
渡辺明日香、飯島淳代 ブリタニカ→リンガフォングループ→ルーク19起業
 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/president/2008/06/09/19833.html
甲斐輝彦 ブリタニカ→株式会社HRコンサルティング
 http://www.spec-7.net/intervew/2006/03.html
武田吉康 ブリタニカ→経営コンサルタント、講師
夏目志郎
高木裕樹
などなど