>大阪府東大阪市の市立英田北小学校の元PTA会長の男性が、会費を私的に流用していたとして、保護者2人が24日、業務上横領容疑で府警河内署に告発状を提出、受理された。
同署は捜査を進める方針。元会長は取材に対し流用を認め「飲食や高速道路の通行料などに使った」と話している。
告発状によると、元会長は06年9月から約1年半にわたり、英田北小のPTA会費約110万円を私的に流用した疑いが持たれている。
ことし5月、保護者らの内部調査で発覚。元会長は7月に辞任し、流用分の返還を始めている。
告発した保護者の1人は24日、「学校や市教育委員会の調査は不十分。PTAの体質改善のためにも厳正な捜査、処罰が必要だ」と話した。
同小では、地元自治会元会長による学童保育費約300万円の私的流用も明らかになっている。(08/10/24 産経新聞)

>大阪府東大阪市の市立英田北小学校でPTA会長を務めていた男性が、PTA会費約110万円を私的に流用していたことが22日、わかった。男性はPTAの調査に対して流用の事実を認め、「飲食に使ってしまった。子供たちに申し訳ない」と話しているといい、7月に会長を辞任している。
関係者によると、この男性は同校に通う児童の父親で、平成18年度からPTA会長に就任。同年度末ごろから、会計担当者に対し「会合費に使うのでお金を工面してほしい」と説明し、数回に渡って会費を受け取り飲食に使っていた。
同校には約1100人の児童が在学しており、児童の保護者は毎月約400円の会費をPTAに納めている。会費はPTAが管理し、保護者たちの研修会などの経費に利用されるほか、児童の教材費の一部にも使われており、理科の実験器具や体育で使用するボールやシューズなど消耗品の購入費にも充てられている。
流用は今年5月、PTAの内部調査で発覚。同校は7月末に臨時総会を開き、保護者に事情を説明した。男性は全額の返金に応じる意向を示しているといい、PTAは返金の状況などをみて刑事告訴の可否についても検討する。
同校では今月7日にも、学童保育の運営委員長を務めていた地元自治会の元会長が308万円を私的流用していたことが発覚している。(8/22 産経新聞)


>学童保育費の目的外流用が問題となっている東大阪市で、市立英田(あかだ)北小学校の学童保育クラブの運営委員長だった男性が、01~04年に運営費計308万円を私的に流用していたことがわかった。男性は04年に問題が発覚した後に運営委員長を辞任して全額を返還した。市教委は04年にこの経緯を把握していたが、公表していなかった。
市教委などによると、男性は01年4月に運営委員長に就任する前から会計を担当。04年4月、クラブの指導員に謝礼金を払えなくなったことからクラブが問題視し、内部調査の結果、03年度の運営費に308万円の使途不明金があることが判明した。また、妻と娘、自らが会長を務めていた自治会役員をクラブの指導員として登録し、就労の実態がないにもかかわらず謝礼金を不正に受け取っていたという。
男性は私的流用を認めて04年6月に運営委員長を辞任し、同11月までに308万円を返還した。発覚当時の調査で男性は「経営不振だった弟の事業に貸した」などと話していたという。(8/8 朝日新聞)

>7月に学童保育費の不正流用が発覚した大阪府東大阪市で平成13~16年、市立英田北小学校の学童保育の運営委員長を務めていた地元自治会の元会長(67)が308万円を私的に流用していたことが分かった。
市は16年に報告を受けたが、調査していなかった。市教委社会教育部は「当時は警察が捜査していると聞き、調査しなかった。今後調査する」としている。
関係者によると、元会長は13年4月~16年4月、経営する電器店の借金返済などに運営費を使い込んだ。妻と娘を実体のない指導員として登録し、謝礼金も受け取っていた。
内部調査で発覚。16年6月、元会長は私的流用を認めて運営委員長を辞任、その後308万円全額を返還した。大阪府警に刑事告発されたが、返還後取り下げられたという。(8/7 神戸新聞)


>東大阪市教委は5日、市立加納小学校で発覚した学童保育費流用問題をめぐって開かれた市議会の文教常任委員会で、学校施設の整備など目的外の不適切な流用が総額約607万円にのぼることを明らかにした。
市教委の調査では、既に明らかになっている体育倉庫(340万円)や校長室のクーラー(34万円)などのほか、給食調理室のステンレス棚(9万9千円)や、学校玄関のフロアマット(7万9千円)などへの流用も新たに判明した。また、架空団体名義でつくられた裏金口座に3月末時点で約59万円が残っていることもわかり、これまでの運営費をためた不適切な「プール金」とみて返還を求めるという。
学童保育クラブは単年度会計で、年度末に助成金が余れば市へ返還する必要がある。加納小以外の51校にあるクラブでも07年度に不適切な会計処理がなかったかどうか、市教委は「調査班」を立ち上げて調べを進め、本来は会計上あってはならないプール金の有無も確認中だ。
「プール金がある」とすでに回答したクラブもあるといい、加納小のような目的外支出がなかったかどうかも含め、市教委はさらに詳しく調べる。
この日の委員会では市議の一人が数校の名前を挙げ、「裏帳簿があると聞いている」などと追及。これに対し、市教委は「現在調査中」と答えた。(8/6 朝日新聞)

>学童保育クラブから預かった運営費約570万円を流用し、体育倉庫の建て替えなど学校施設の整備に使っていたことがわかり、市教委が調査を始めた。職員室や校長室へのクーラー設置にも流用されており、校長(59)は学童保育と関係のない不適切な支出だったと認めている。
同小や市教委によると、クーラーは06年6月に職員室、07年9月に校長室に計3台設置。その際、校区内の自治会長やPTA会長らでつくる学童保育クラブの運営委員会からの預かり金を流用した。
同小の学童保育クラブは全校児童約660人のうち、1~3年の約60人が利用。クラブ室は校庭の一角にあり、年約400万円ある市の助成金や、児童1人あたり月額5千円の保護者負担金などで、指導員4人の人件費や施設補修費をまかなっている。
校長によると、02年春に教頭として赴任し、クラブの会計担当を引き継いだ際、正規の通帳と別に、これまでの余剰金を裏金としてプールした通帳を渡された。余った助成金は本来はその都度返還する必要があるが、内々に使い切って処理しようと判断。05年秋、当時の校長や運営委員長と相談し、老朽化していた体育倉庫の建て替えに340万円を流用し、06年春に校長になった後もホタル池の整備などに約120万円、職員室や校長室へのクーラー設置に約110万円を使った。いずれも市教委には報告しなかったという。
校長は朝日新聞の取材に、「裏金で問題はあったが、子どもたちのために使うならいいと考え、体育倉庫の建て替えに使ったのが最初。私的流用は一切ない」と説明。校長室などへのクーラーの設置については子どもに直接関係がなく、不適切な支出だったと認め、費用は個人で市へ返還する意向を示した。
この問題は、今春にメンバーがほぼ一新されたクラブの運営委員会が、通帳や領収書を調べて発覚。一時600万円を超えた裏金口座の残高は学校設備への流用で現在は約50万円に減っているという。
市教委は校長らの処分を近く府教委と相談するとともに、クラブの運営以外に使われた助成金について精査し、現在の運営委員会に対して返還を求める方針だ。運営委員会は、流用にかかわった校長ら関係者に、その弁済を求めるという。
同市の小学校では、校長室にはクーラーが設置されているが、職員室には認められていない。加納小の校長室にはもともと93年に設置されているが、市教委に無断で付け替えられていたという。
同市では、市立石切東小学校の学童保育クラブでも06年秋にずさんな口座管理が問題化。01~04年度に使途不明金約400万円があり、市教委は適切に支出されていなかった助成金約90万円の返還を求めたほか、07年度分以降の収支決算書には1万円以上の領収書を添付するよう義務づけた。しかし今回の加納小のケースは指摘されるまでチェックできなかったという。(7/29 朝日新聞)