>京都府教育委員会は21日、昨年8月に行われた全国高校総合文化祭(京都総文)・囲碁部会の消耗品購入の領収書などを偽造して314万円を着服したとして、宇治市の莵道高の田中博教諭(43)を同日付で懲戒免職にした。
府教委によると、田中教諭は01年度から、学級担任や府高校芸術文化連盟囲碁専門部委員長の立場を利用して、ペンキや碁石の購入代、講習会の会場借り上げ費として領収書を偽造する手口で▽生徒会費約7万円▽同専門部の団体費約56万円▽京都総文の経費約251万円 の計314万円をだまし取ったという。
田中教諭は96年度から昨年度まで西宇治高に勤務していた。
本年度に赴任した莵道高の職員が、10月下旬に田中教諭が請求したペンキ代約2万円の領収書を確認したところ、発行元が実在しない商店だったことが分かった。過去に提出された領収書も点検し計30件の偽造が発覚した。
田中教諭は、だまし取った現金を自身の銀行口座に入れており、同日までに全額を返済した。
府教委は、監督責任を問い、西宇治高の校長ら3人を文書や口頭で訓告処分とした。今後、宇治署に告発する方針。田原博明教育長は「極めて悪質な違法行為で、教員として断じて許されない。心からおわび申し上げます」との談話を出した。(07/12/22 京都新聞)

>府教委によると、この教諭は01~07年度、府立西宇治高と莵道高で、「文化祭の演劇に使うペンキ代」などとして、領収証を偽造、生徒会費計7万円を横領した。昨年8月に京都市などで行われた京都総文に際しては、囲碁部門に必要な碁石や碁盤などを知人らから無償で借りたのに、「購入した」とし、実行委に約200万円を架空請求し、だまし取った。
さらに、府高校芸術文化連盟囲碁専門部委員長の地位を悪用。02~06年度に開かれた同連盟主催の講習会で、会場代を架空請求し、56万円をだまし取った。
今年10月下旬、莵道高で文化祭の備品経費として領収書のコピーや、全文ワープロ打ちの領収書を提出したのを不審に思った同高が調査してわかった。教諭は計314万円を複数の個人の銀行口座に預金。「運用したかった」などと話しているという。(読売新聞)