>教職員の「ブラック労働」が常態化しているという“内部告発”が上がった。
甲子園への引率教員への手当はゼロの上に賛助金として1万円が徴収される、弁当代や移動費も自腹で負担するのだという。
教員の長時間労働は常態化しており、昨年10月の行事予定を見ると17連勤の教員もいた。
午後5時で帰ってしまう司書の代わりに8時まで出退室や貸し出しを行う“図書館業務など様々な役割が順番に回ってくるという。
大学受験に備えた補講として「0時限」「7、8時限」、さらには一部クラスでは週1回18時40分までの「9時限目」もある。
「そうした時間外労働や休日出勤の対価が支払われていないのです」──同校の現役教師・A氏はそう説明しながら昨年1年分の給与明細を示した。
確かにその中に超過勤務(残業)手当の項目はない。
「同僚と給与明細を見せ合ったこともありますが、同じでした。そもそもうちの学校ではタイムカードは設置されておらず、出勤簿に押印するだけで出勤や退勤の時間は記録されていません」(A氏)
そうした状況に不審を抱き、自分で手帳に出勤時刻と退勤時刻の記録をつける教員もいるという。
A氏によると、そうした記録から昨年の残業時間をカウントすると、「過労死ライン」(80時間)を超えている職員もいたという。
労働基準法上、週40時間を超える勤務は時間外労働となり、労働者には手当が発生する。
また、2012年に地元の労働基準監督署に届け出された「学校法人佐藤栄学園職員給与規程」には、〈正規の勤務時間を超えて勤務することを命じられた職員には超過勤務手当を(略)支給する〉と明記されている。
だが、前述の通り、A氏の給与明細にその費目はない。つまり「残業ゼロ」となっているのだ。
出退勤時間は全員同じ~
私学教員ユニオンの佐藤学氏が語る。
「労基法は残業代を支払うために必要な労働時間を記録して保存するよう定めており、出退勤時間を計測していないのは、法令違反の可能性がある」
私立高校では、関西大学が付属小中高校の教員に違法な残業をさせたとして昨年4月と今年3月、労基署から是正勧告を受けた。その際も労働時間を記録していなかった事実を指摘され、その後、残業代の未払いも認定された。~(週刊ポスト2018年8月10日号)

http://blogs.yahoo.co.jp/educational_industry_agent/39668561.html さいたま市私立中学校教諭

>埼玉県警大宮東署は4日、女性のアパートの部屋に侵入し、室内を物色したとして、住居侵入と窃盗未遂の疑いで、さいたま市北区、埼玉栄高校教諭、前田竜治容疑者(42)を逮捕した。
逮捕容疑は5月下旬から6月上旬の間、さいたま市見沼区の20代の女性が住むアパートの部屋に侵入し、室内を物色した疑い。
同署によると「下着が欲しかった」と容疑を認めている。
7月11日夜、「住宅の塀を乗り越えようとしている人がいる」との110番で駆けつけた同署員が、付近にいた前田容疑者を発見。
持っていたデジタルカメラに写っていた画像を分析し、女性の部屋で撮影されたことを確認した。(11/8/4 日刊スポーツ)


>県は13日、学校法人「佐藤栄(さとえ)学園」が、法人税申告漏れに対する追徴額を県に正確に報告しなかったとして、06年度の運営費補助金約18億5871万円を全額不交付とすることを決めた。
県は昨年3月、法人税の申告漏れなど、同学園で不適切な経理処理が確認されたとして、05年度後期分の補助金約8億8797万円を不交付とした。
同年9月になって、学園から、追徴額が約2000万円多い約5323万円だったことや、新たに7631万円の使途不明の簿外処理が判明したという修正報告があった。
県は、虚偽の報告をするなど対応が不誠実だとして、06年度分は全額不交付と判断した。(07/3/14 読売新聞)

>佐藤栄学園が追徴額を修正 6億円回収困難に
佐藤栄学園は20日、関東信越国税局から指摘された法人税の申告漏れについて、県や文部科学省に3月に提出した報告書に誤りがあり、追徴額が約2000万円、簿外処理額が約7600万円増加すると修正報告した。
また、系列の北海道佐藤栄学園への貸付金が回収不能となる恐れがあることが県の調べで判明。県や文科省は学園に運営改善を指導、補助金返還請求なども検討するという。
県によると、佐藤栄学園は追徴額を約3200万円としていたが「7年の期間を4年と誤った」として5300万円に、簿外処理額も約10億円から約10億7600万円に修正した。
北海道佐藤栄学園に昨年3月、傘下の北海道栄高の野球部寮新築費などとして6億1000万円を貸し付けたが、今年3月、徴収不能引当金を計上。県は「問題の恐れがある貸し付け」と指摘している。北海道栄高は今春、選抜高校野球大会に出場した。(06/9/21 産経新聞)

>佐藤栄学園側が関東信越国税局から申告漏れを指摘された問題で、同学園は20日、文部科学省と埼玉県に対し、学園が所得隠しを含めて計約2億円の申告漏れがあったことを認める追加報告書を提出した。
これまで報告していなかった、旅行業者から受け取った生徒の修学旅行の手数料などの収入除外の指摘があったことも認め、約3630万円としていた追徴税額を重加算税を含めて約5322万円に訂正した。
文科省は「以前の報告は不正確で、簿外処理など学校法人の管理・運営上も問題がある」として、過去に支給した助成金の返還を求める方針。
学園側は当初、朝日新聞の取材に対し、税務調査や課税処分の事実を否定。今年3月には同省と県に申告漏れを一部認める報告をしたが、所得隠しについては公には認めていなかった。
学園側は20日の会見で、「当時の担当理事が税法を十分理解していなかった。関係者に深くおわびする」と誤りを認めて謝罪。佐藤栄太郎理事長ら4人を報酬返納などの処分にした。
学園側はこの日の報告書で、04年3月期までの4年としていた課税対象期間を7年に訂正。国税局から、修学旅行などで、保護者らが旅行業者に払い込んだ代金の一部を、業者側から手数料として受け取ったとの指摘を受けたことを認めた。
受け取った金は簿外で処理しており、7600万円余が使われていたという。学園は「帳簿類は残っておらず、運動部の選手らの飲食費用などに使ったと思われる」などと説明した。
佐藤理事長の申告漏れについては、「個人の問題であり、コメントは控えたい」と明らかにしなかった。
同学園が運営する埼玉栄高校に息子が通う保護者の一人は「不適切に処理した分を返してもらいたい。高い授業料を払って通わせているのにひどい。これで全部うみが出たのかも分からず、学園を信用できない」と話した。(9/20 朝日新聞)

>さらに、文科省などの発表では、学園は保護者から集めた総額約5億円の簿外資産が税務調査で指摘され、学校会計に入れたとの報告もしたという。
文科省によると、学園は04年3月期までの4年間で、法人所得約1億2670万円の申告漏れを国税当局から指摘されるなどして、法人税や所得税計約3630万円の追徴課税などに応じた。
所得隠しの有無などについて、文科省は「学園の課税内容について説明は受けたが、法人のプライバシーがあり、答えられない」としている。
また、佐藤栄太郎理事長の個人所得についても、学園から追加納税していたとの報告が文科省などにあった。学園は、理事長自らが作製したブロンズ像の売却代金など約5700万円の申告漏れがあったと説明したという。
文科省などの発表ではさらに、学園が保護者から集めた記念事業などの積立金を使わないまま、03年度までの約20年間で計5億円の簿外資産を管理していたことが税務調査の過程で判明したという。学園は保護者から00~03年度に徴収した進学特別指導の代金約5億円も学校会計とは別に処理し、使用したとされる。(朝日新聞)

>年間約20億円の補助金を受けてスポーツの名門校や進学校、法科大学院大学など計12校を運営する学園と理事長が巨額の不正経理をしていたことになる。理事長と学園は税務調査や課税処分の事実を否定している。
佐藤理事長は、母親が開校した自動車整備学校を母体に71年、現学園を設立した。学園は甲子園出場経験がある埼玉栄高と花咲徳栄高、進学校の栄東高など小、中、高校、短大、大学、専門学校の計11校を運営する。04年春には第二東京弁護士会と提携して大宮法科大学院大学を開校した。
運営校の児童・生徒、学生の総数は約1万人。
関係者によると、佐藤理事長は、学校で使う事務用品などを仕入れる際、取引先に選んだ数社から金銭を受け取りながら、税務申告から除外していた。国税局は、発注の見返りのリベートで理事長個人の雑所得と判断したとみられる。さらに理事長は、個人的な貸し付けの利息なども除外していたとされ、国税局はこれらを意図的に所得を隠したと認定し、重加算税の対象とした。
リベートや貸付利息など所得隠しとされた金額は7年間で約2億9000万円にのぼった。
また、理事長は学園の資金を7年間で2億円余り使っており、国税局は学園から理事長への賞与と認定、加算税を含めて追徴課税したとみられる。
一方、国税局は学園も調査した。
関係者によると、学校の修学旅行などの際、生徒の保護者らが旅行業者に払い込んだ旅行代金の一部が業者側から学園に渡っていたことが判明。学園が業者と生徒らの契約を取りまとめた手数料として業者側から継続的に受け取っていたとされる。
学園は税制上の優遇措置を受ける公益法人のため、法人税法が定める収益事業の所得だけが課税され、修学旅行で所得が生じても本来は非課税になる。しかし、国税局は、学園が旅行業者と同様の業務をしていたと判断し、収益事業の「代理業」と認定。課税対象の手数料を意図的に申告から除いたとして、04年3月期までの7年間で数千万円の所得隠しを指摘したとみられる。
このほかに経理ミスなどもあり、学園の申告漏れは2億円近くになったという。
朝日新聞記者の取材に対し、佐藤理事長は個人所得について「税務調査や課税処分の事実はない」と話している。
また、学園の法人所得に関し、蓮見弘総務・経理担当理事は「朝日新聞が指摘するような事実はない。国税局から04年秋、『事務の流れを教えてほしい』と言われて説明した事実はあるが、税務調査を受けたという認識はない」としている。(朝日新聞)

>佐藤栄学園の佐藤栄太郎理事長(78)が関東信越国税局の税務調査を受け、学校の取引業者から受け取った金銭を所得から除外したなどとして、03年までの7年間に約5億円の申告漏れを指摘されたことが、17日までに分かった。
佐藤栄学園も2億円近くの申告漏れを指摘され、理事長個人と合わせた追徴税額は、重加算税などを含め3億円前後とみられる。
佐藤理事長は取材に対し、関係者を通じて「コメントは控えたい」としており、佐藤栄学園の経理担当理事は「国税局に『事務の流れを説明してほしい』と言われ説明したが、税務調査は受けておらず、申告漏れの事実もない」と否定している。(06/2/17 日刊スポーツ)


佐藤栄学園
大宮法科大学院大学
 関連 第二東京弁護士会、菊間千乃アナウンサー
平成国際大学、埼玉短期大学
埼玉栄中高等学校
栄東中高等学校
栄北高等学校
花咲徳栄高等学校
さとえ学園小学校
埼玉自動車大学校(旧埼玉工業専門学校)
サトエ21世紀記念美術館、サトエスポーツクラブ、修徳館(剣道教室)


北海道栄高等学校(旧北海道桜丘高等学校) http://www.hokkaidosakae.ed.jp/
>修学旅行で米国を訪れていた北海道栄高の生徒がロサンゼルス国際空港の免税店で集団で万引していたことが26日、分かった。かかわっていたのは、旅行に参加した2年生108人中、男女21人。学校は全員を5日間の停学処分にした。
同校によると、今月11日、同空港で帰国便出発までの自由時間に、生徒らは免税店で買い物。一部の生徒がフェンディやコーチなど高級ブランドの財布やマフラーを盗んだのが他の生徒に広がったという。生徒の不審な様子に気付いた店員が日本人現地ガイドを通して引率の教員に知らせ、8人の万引行為が発覚。その場で商品を返還し謝罪させた。
帰国後、学校側が聞き取り調査を行った結果、さらに13人の関与が判明。盗んだ商品は計33点に上った。商品は郵送で返還した。(08/11/27 スポニチ)