>北翔大(江別市、旧浅井学園大)などを経営する学校法人「浅井学園」(札幌市中央区)の資金不正流用事件で、補助金適正化法違反と背任、業務上横領の罪に問われた前理事長、浅井幹夫被告(60)の控訴審判決が13日、札幌高裁であった。
矢村宏裁判長は、浅井被告に懲役4年6月を言い渡した1審・札幌地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。弁護側は判決を不服として最高裁へ上告した。
判決によると、浅井被告は02年4月、当時の管財課長(52)と共謀し、実際の約10倍に当たる校舎耐震補強工事を行ったとする虚偽報告書を文部科学省に提出し、補助金約5700万円を不正受給。また、建設会社に請け負わせた工事代金から約5300万円を自宅改修費用に流用し、同学園に財産上の損害を与えた。
この事件では、元管財課長ら3人の有罪が確定している。(08/11/14 毎日新聞)
>矢村宏裁判長は、被告側の無罪主張は「何ら証拠がない」として、懲役4年6月を言い渡した1審・札幌地裁判決を支持、控訴を棄却した。被告側は同日、上告した。
判決などによると、浅井被告は01~02年、学校施設の外壁工事に使った耐震材の量を水増しして、国から約5720万円の補助金を不正に受給。このうちの大半を自宅の改修工事に流用するなどした。(08/11/13 読売新聞)
>浅井学園の学園経費流用事件で、背任や補助金適正化法違反などの罪に問われた同学園元理事長浅井幹夫被告の判決が10日、札幌地裁であった。
嶋原文雄裁判長は「教育者として高い倫理が求められるのに、多大な権限を悪用して学園を私物化した」として、懲役4年6月(求刑・懲役7年)を言い渡した。
同被告とともに業務上横領罪に問われた無職渡辺朋子被告(38)については、「共謀した事実は認められない」として無罪(同・懲役2年)とした。
浅井被告は判決を不服として、同日控訴した。
判決によると、浅井被告は01年~02年、学校施設の外壁工事に使う耐震材の量を水増して申請し、国から補助金約5720万円を不正受給。うち約5250万円を自宅の改修工事に流用した。当時交際していた渡辺被告を関連会社で雇用したことにして給与約800万円を支給させた。
事件を巡っては、同学園の当時の管財課長や工事業者、関連会社社長の有罪判決が確定したが、浅井被告は無罪を主張していた。(07/12/10 読売新聞)
>司法は「学園の私物化」を厳しく断罪した。文科省の補助金を自宅の改修費に流用したり、内縁の妻に給料として経費を横流ししたりしたとして、背任や業務上横領、補助金適正化法違反の罪に問われた浅井学園の前理事長、浅井幹夫被告。懲役7年の求刑に対し、札幌地裁(嶋原文雄裁判長)が言い渡したのは、懲役4年6カ月の実刑判決だった。浅井被告側は即日控訴した。
発覚は05年11月。最初に浮上した疑惑は「補助金の自宅改修費への流用」だった。記者会見では否定し続けたが、「プライバシー」を理由に納得いく説明もしなかった。「自宅をいくらでつくったかは個人の問題。人に話すことではない」
劇画を地でいくような疑惑の数々に社会の耳目が集まる。逮捕、起訴後も、前理事長は「関与していない」と一貫して無罪を主張した。
だが、地裁はこの日の判決で起訴事実をほぼ全面的に認定した。「ためらう学園幹部らを説き伏せ、校舎の耐震補強工事費を水増しして文科省に補助金を申請。実際の工事費との差額約5300万円を自宅の改修費に充てた」「内縁の妻が学園関連の人材派遣会社に勤務しているように見せかける『カラ雇用』をして、約2年間にわたり計約800万円を内妻に渡した」「元妻と別の女性が私的に使う車のリース代金約380万円を学園の資金から横領した」
嶋原裁判長は「前理事長の指示を受けた」とする学園の他の元幹部らの証言を「信用できる」と判断。「高い倫理と識見が求められる職にありながら、権限を悪用し、私利私欲で罪を犯した。まさに学園を私物化したと指摘されてもやむを得ない」と述べた。
一方、嶋原裁判長は、勤務実態が無いのに学園関連の経費から横流しした給料を受け取ったとして、業務上横領の罪に問われた内縁の妻の渡辺朋子被告には無罪を言い渡した。嶋原裁判長は「カラ雇用」は認定しつつ、渡辺被告自身はきちんと働き、その対価として金を得ていた可能性を否定し切れない、と判断した。道内の一審無罪判決は今年11件目。札幌地検の長崎誠次席検事は「無罪は全く予想外。上級庁と協議の上対応する」と述べた。
北翔大学の学生からは憤りの声が上がった。人間福祉学部4年の女子は「どれだけ刑務所に入るかは関係ない。それより不正に使われた学費を戻してほしい」と訴えた。「親がやりくりした高い授業料を、自分の道楽に使ったなんて許せない」
「やっぱりやってたじゃないか」。生涯学習システム学部3年の男子は、逮捕前の前理事長を思い出した。疑惑が報道されると体育館に生徒を集めたが「やってない」の一点張りだった。最後は質問を打ち切るように出て行った。「横領する金があるなら、教室の空調や駐車場を整備してほしい」
同大の鈴木弘泰理事長は「これまで迷惑をかけた保護者や生徒、そして受験を考えている高校生が安心して勉強できる環境づくりに力を入れたい」と話した。 (朝日新聞)
>学校法人浅井学園の前理事長浅井幹夫被告らによる経費流用事件にからみ、文部科学省は9/22、同学園に01年度から05年度に交付した私学助成金(私立大学等経常費補助金)のうち、加算金を含めて19億5000万円の返還を命じた。
私立大学等経常費補助金は人件費など経常的な経費に充てられ、同学園にはこの5年間で総額約23億円が交付されている。文科省はこの期間の学園運営が適切ではなかったとして、補助金14億9000万円と加算金(年率10.95%)4億6000万円を返還させる。
同省は「経常費補助金自体が不正流用されたわけではないが、理事会のチェックが働かなかったなど、当時の学園運営に問題があったと判断した」(私学助成課)としている。
浅井学園は各種積立金を取り崩すなどし、近く一括返還する方針。鈴木弘泰理事長は「信頼回復に努めたい」としている(06/9 北海道新聞)
読売新聞まとめ
軋む学園
「浅井学園」補助金疑惑
北翔大学・北翔大学短期大学部(旧浅井学園大学) http://www.hokusho-u.ac.jp/
浅井学園北海道ドレスメーカー学院 http://www.doreme.ac.jp/index1.html 浅井洋子(幹夫の妹)
旭川調理専門学校 http://www.asacho.ac.jp/
学校法人 北海道浅井学園第二大麻幼稚園
人材派遣 カレッジ・メンテナンス 大橋巌
北方圏学術情報センター(通称ポルト、2002年完成) http://www.hokusho-u.ac.jp/porto/
カネイチ建設工業 酒出信二
関連ワード
創設者の息子で理事長・学長だった浅井幹夫
経営企画室長の長女と、教員をしている長男に、学園のクレジットカードを使用させる
自宅に派遣されていた家政婦、一時期は6人も
でも年の半分は、オアフ島にあるプール付きの豪邸(約250万ドル。ベットルーム5室 学園の研修施設?サテライトスタジオ?)で
東京で借りていたマンションの家賃など、それぞれ毎月約40万~90万円の家賃も経費
東京出張時に使っていた高級外車「ベントレー」「フェラーリ」「BMW」など数台の経費も私的流用?
矢村宏裁判長は、浅井被告に懲役4年6月を言い渡した1審・札幌地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。弁護側は判決を不服として最高裁へ上告した。
判決によると、浅井被告は02年4月、当時の管財課長(52)と共謀し、実際の約10倍に当たる校舎耐震補強工事を行ったとする虚偽報告書を文部科学省に提出し、補助金約5700万円を不正受給。また、建設会社に請け負わせた工事代金から約5300万円を自宅改修費用に流用し、同学園に財産上の損害を与えた。
この事件では、元管財課長ら3人の有罪が確定している。(08/11/14 毎日新聞)
>矢村宏裁判長は、被告側の無罪主張は「何ら証拠がない」として、懲役4年6月を言い渡した1審・札幌地裁判決を支持、控訴を棄却した。被告側は同日、上告した。
判決などによると、浅井被告は01~02年、学校施設の外壁工事に使った耐震材の量を水増しして、国から約5720万円の補助金を不正に受給。このうちの大半を自宅の改修工事に流用するなどした。(08/11/13 読売新聞)
>浅井学園の学園経費流用事件で、背任や補助金適正化法違反などの罪に問われた同学園元理事長浅井幹夫被告の判決が10日、札幌地裁であった。
嶋原文雄裁判長は「教育者として高い倫理が求められるのに、多大な権限を悪用して学園を私物化した」として、懲役4年6月(求刑・懲役7年)を言い渡した。
同被告とともに業務上横領罪に問われた無職渡辺朋子被告(38)については、「共謀した事実は認められない」として無罪(同・懲役2年)とした。
浅井被告は判決を不服として、同日控訴した。
判決によると、浅井被告は01年~02年、学校施設の外壁工事に使う耐震材の量を水増して申請し、国から補助金約5720万円を不正受給。うち約5250万円を自宅の改修工事に流用した。当時交際していた渡辺被告を関連会社で雇用したことにして給与約800万円を支給させた。
事件を巡っては、同学園の当時の管財課長や工事業者、関連会社社長の有罪判決が確定したが、浅井被告は無罪を主張していた。(07/12/10 読売新聞)
>司法は「学園の私物化」を厳しく断罪した。文科省の補助金を自宅の改修費に流用したり、内縁の妻に給料として経費を横流ししたりしたとして、背任や業務上横領、補助金適正化法違反の罪に問われた浅井学園の前理事長、浅井幹夫被告。懲役7年の求刑に対し、札幌地裁(嶋原文雄裁判長)が言い渡したのは、懲役4年6カ月の実刑判決だった。浅井被告側は即日控訴した。
発覚は05年11月。最初に浮上した疑惑は「補助金の自宅改修費への流用」だった。記者会見では否定し続けたが、「プライバシー」を理由に納得いく説明もしなかった。「自宅をいくらでつくったかは個人の問題。人に話すことではない」
劇画を地でいくような疑惑の数々に社会の耳目が集まる。逮捕、起訴後も、前理事長は「関与していない」と一貫して無罪を主張した。
だが、地裁はこの日の判決で起訴事実をほぼ全面的に認定した。「ためらう学園幹部らを説き伏せ、校舎の耐震補強工事費を水増しして文科省に補助金を申請。実際の工事費との差額約5300万円を自宅の改修費に充てた」「内縁の妻が学園関連の人材派遣会社に勤務しているように見せかける『カラ雇用』をして、約2年間にわたり計約800万円を内妻に渡した」「元妻と別の女性が私的に使う車のリース代金約380万円を学園の資金から横領した」
嶋原裁判長は「前理事長の指示を受けた」とする学園の他の元幹部らの証言を「信用できる」と判断。「高い倫理と識見が求められる職にありながら、権限を悪用し、私利私欲で罪を犯した。まさに学園を私物化したと指摘されてもやむを得ない」と述べた。
一方、嶋原裁判長は、勤務実態が無いのに学園関連の経費から横流しした給料を受け取ったとして、業務上横領の罪に問われた内縁の妻の渡辺朋子被告には無罪を言い渡した。嶋原裁判長は「カラ雇用」は認定しつつ、渡辺被告自身はきちんと働き、その対価として金を得ていた可能性を否定し切れない、と判断した。道内の一審無罪判決は今年11件目。札幌地検の長崎誠次席検事は「無罪は全く予想外。上級庁と協議の上対応する」と述べた。
北翔大学の学生からは憤りの声が上がった。人間福祉学部4年の女子は「どれだけ刑務所に入るかは関係ない。それより不正に使われた学費を戻してほしい」と訴えた。「親がやりくりした高い授業料を、自分の道楽に使ったなんて許せない」
「やっぱりやってたじゃないか」。生涯学習システム学部3年の男子は、逮捕前の前理事長を思い出した。疑惑が報道されると体育館に生徒を集めたが「やってない」の一点張りだった。最後は質問を打ち切るように出て行った。「横領する金があるなら、教室の空調や駐車場を整備してほしい」
同大の鈴木弘泰理事長は「これまで迷惑をかけた保護者や生徒、そして受験を考えている高校生が安心して勉強できる環境づくりに力を入れたい」と話した。 (朝日新聞)
>学校法人浅井学園の前理事長浅井幹夫被告らによる経費流用事件にからみ、文部科学省は9/22、同学園に01年度から05年度に交付した私学助成金(私立大学等経常費補助金)のうち、加算金を含めて19億5000万円の返還を命じた。
私立大学等経常費補助金は人件費など経常的な経費に充てられ、同学園にはこの5年間で総額約23億円が交付されている。文科省はこの期間の学園運営が適切ではなかったとして、補助金14億9000万円と加算金(年率10.95%)4億6000万円を返還させる。
同省は「経常費補助金自体が不正流用されたわけではないが、理事会のチェックが働かなかったなど、当時の学園運営に問題があったと判断した」(私学助成課)としている。
浅井学園は各種積立金を取り崩すなどし、近く一括返還する方針。鈴木弘泰理事長は「信頼回復に努めたい」としている(06/9 北海道新聞)
読売新聞まとめ
軋む学園
「浅井学園」補助金疑惑
北翔大学・北翔大学短期大学部(旧浅井学園大学) http://www.hokusho-u.ac.jp/
浅井学園北海道ドレスメーカー学院 http://www.doreme.ac.jp/index1.html 浅井洋子(幹夫の妹)
旭川調理専門学校 http://www.asacho.ac.jp/
学校法人 北海道浅井学園第二大麻幼稚園
人材派遣 カレッジ・メンテナンス 大橋巌
北方圏学術情報センター(通称ポルト、2002年完成) http://www.hokusho-u.ac.jp/porto/
カネイチ建設工業 酒出信二
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創設者の息子で理事長・学長だった浅井幹夫
経営企画室長の長女と、教員をしている長男に、学園のクレジットカードを使用させる
自宅に派遣されていた家政婦、一時期は6人も
でも年の半分は、オアフ島にあるプール付きの豪邸(約250万ドル。ベットルーム5室 学園の研修施設?サテライトスタジオ?)で
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東京出張時に使っていた高級外車「ベントレー」「フェラーリ」「BMW」など数台の経費も私的流用?
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