>(株)コア・フィールド(広島市中区千田町3-2-15、設立昭和56年9月、資本金1000万円、森下廣一社長、従業員77名)は、6月25日営業を停止。破産手続開始申立の準備に入った。負債は約10億円。
同社は昭和56年9月に(株)啓文館出版として設立され、平成4年3月現商号に変更した教育用書籍・ビデオ製作、電気給湯器の販売業者。
小学生用の「デカマルせんせい」、中学・高校生用の「AVシリーズ」、大学受験用の「ホーム予備校」などの自社オリジナルの教育用書籍、ビデオ、DVDの製作を中心に、教科書指導要領の改定に合わせて、商品開発やバージョンアップも手掛け、最盛期の平成7年12月期には年商約38億円をあげていた。
また、過去には小売部門に注力していたが、平成13年から14年にかけて関連会社に店舗を従業員を含めて移管し以後は開発、製作に専念。関連会社や各地の専属販売店、販売代理店等への納入及びグループ全体の管理的な役割を果たしていた。
しかし、少子化の影響と教材部門を取り巻く環境が厳しさを増し、平成17年12月期は年商約20億円に減少。このため、平成18年に環境事業部を立ち上げ、中国地区の一般家庭向けに電気給湯器の販売を開始したが思惑通りに進まず、18年12月期は年商約22億円にとどまった。さらに、最近の特定商取引法改正などによる規制強化もあって中途解約が増加し経営が悪化していた。(07/6/28 東京商工サーチ)

>同社が新潟市に開設していた結婚情報提供会社も、約100人の会員を抱えて業務を停止していたことが3日、分かった。
新たに分かったのは、「結婚情報ジュノア」で、コア社で唯一ブライダル事業を展開していた。系列他店と同様、6月25日に事業停止した。
事業部責任者によると、06年9月にオープンし、会員は約100人。結婚相手の紹介などを受ける会費が年30万―50万円で、クレジット払いか現金振り込みで納金していた。中には全額を一括前払いした顧客もいるという。
責任者は「連絡が取れず、本社は夜逃げ状態だ。顧客には申し訳ないが、早急に会費のクレジットの引き落とし停止手続きをし、振り込みもやめてほしい」と話している。(7/8 新潟日報)

>新潟市など全国で学習塾を経営するコア・フィールドが業務を停止し、破産手続き開始申し立ての準備を進めていることが2日、分かった。
6月25日に張り紙で業務停止を告知したが、塾利用者の中には教材費や指導料などを一括で100万円以上払っているケースもあり、「詐欺のようなもの」と怒りの声が上がっている。
県内で業務停止したのは、新潟市中央区の学習塾「ライブサポート新潟スクール」と、家庭教師派遣や学習教材販売のグループ会社の少なくとも4事務所。同社は1981年設立。関係者によると、支店は新潟を含め10カ所。グループ会社は4社で全国35カ所に事務所を置く。
新潟市の「ライブ―」は高校生を対象とし、会員は約200人。塾によると、ほとんどの会員が教材費などを一括払いで納めており、既に100万円以上を支払っている会員もいる。二女のために4月に3教科で契約し、教材費と指導料総額60万円を一括で払い込んだ同市の女性(53)は「大金だし返ってこなければ悔しい。許せないし、それ以上に子どもの気持ちが心配」と憤った。
塾は会員に指導料などの口座引き落とし停止手続きを呼び掛け、現在も塾生と連絡を取り合ってサポートを続けているというが、塾の男性社員は「6月25日に(本社から)業務停止を告げるファクスが突然流れてきただけ。会員に詳しく説明したいが事情が分からない」としている。
また、コア・フィールドの関連会社で同区の家庭教師派遣の「トップパートナーズ新潟支店」は、県内全域で会員約500人、登録教師約1000人を抱える。女性社員は「お客さまと登録教師にはおわびするしかない。支店は事前に何も知らされていなかったが、結果的にお客をだましてしまったようなものだ」と憔悴しきった表情。社員への5、6月の給与も未払いのままだという。
同社から法的手続きを委託された広島市の松島道博弁護士は「負債総額は10億円を上回る。昨年度から特定商取引法等の関連法令が厳しくなり中途解約が容易になったことが、業績悪化の最大の原因。お金を払い込んだ契約者を何とかしたいが、一般債権者としてえこひいきはできない」と話している。(7/3 新潟日報)

>予備校「アンビシャス」の経営会社 札幌の家庭教師紹介など関連2社も業務停止
自己破産を申し立てたグリーン・フィールドの森下広一社長が社長を務める札幌の家庭教師紹介業の会社など二社がグリーン・フィールドと同時に業務を停止していたことが、27日分かった。このうち札幌の会社をめぐっては、家庭教師の派遣費用として年間数十万円を一括して支払っているケースがあるとみられ、被害が拡大する可能性が出てきた。
法人登記簿などによると、二社は家庭教師の紹介や教育用書籍の販売などを行う「ジェネシス」(札幌)と、教育書籍などを販売する「コア・フィールド」(広島)。いずれもグリーン・フィールドと同じ25日付で業務を全面停止した。
このうち、ジェネシスは1996年の設立で、「前身」は教育書籍販売などの「全教」。アンビシャスの札幌大通校と同じ札幌市中央区のビルに入居している。
ビル一階の入り口には、同社とコア・フィールドに関する法的手続きの委任を受けた広島の弁護士名で張り紙が出され、「中途解約などの増加に伴い、経営状態が急激に悪化し、業務すべてを全面的にストップせざるを得なくなった」などと記している。
ビルは27日、アンビシャスとジェネシスが入居する2-4階にエレベーターが停止しないようになっており、人の出入りができない。コア・フィールドの広島の電話は日中も「営業時間外です。おかけ直しください」とのアナウンスが流れるだけになっていた。(6/28 北海道新聞)

>グリーン・フィールドは25日から全国すべての教室を閉鎖すると受講生に通知、同校では教室閉鎖の貼り紙をし、全国の教室を突然閉鎖した。
教室に詰めかけた受講生や保護者は憤慨しており「今年に入り100万円以上の入会金や年間授業料を支払った、その金はどうなるんだ?」「今後どうすればいいのか、子供がかわいそうだ」「無責任にもほどがある」等怒りを隠せないでいた。
同社は東京新宿に本部校を置き、北海道から広島まで16箇所で小中学生・高校生を対象に運営していた。
受講生に郵送された通知には、昨年度から中途解約が増加し、多額の債務の返済が困難になっており、25日から事業を停止し事後を弁護士に一任し破産手続の準備に入ったとしている。
今後も学習塾業者の突然の破綻が増加する危険性は高く、保護者の塾選びにも塾運営会社の経営状況の見極めが必要となってきたようである。(6/27 東経ニュース)

>(株)グリーン・フィールド(資本金2000万円、渋谷区代々木2-8-3、森下廣一社長)は、6月27日に東京地裁へ自己破産を申請した。
当社は、81年1月に設立され、当初は教材販売を手がけていたが97年頃に休眠。その後、04年4月に、教材販売を手がけていた(株)コア・フィールド(広島市、破産準備中)代表の森下氏が学習塾運営に進出する目的で再開した。
小・中学生、高校生向けの学習塾「未来工房アンビシャス」を運営し、一時は札幌・東京・名古屋・京都・大阪・広島など全国各地に20校近くの塾を開設するほか、インターネット経由で学習するeラーニング「アンネット」を展開、06年9月期には年収入高約6億8200万円を計上していた。
しかし、塾の開設や講師・生徒募集の広告宣伝などの費用が先行し資金繰りに余裕のないなか、中途解約の増加で収入が低迷、今回の事態となった。
負債は流動的だが約5億円を超える見込み。民間の調査会社や同社のホームページによると、高校生を中心にした学習塾16校を北海道、東京、千葉、長野、愛知、石川、大阪、広島で展開している。


元締めはコアフィールド 森下廣一 

キャッシュより
ほんとうの教育サービスとは。わたしたちが求め続ける永遠のテーマです。
どこにテーマ実現の手がかりがあるのか、わたしたちの方法論は現場主義です。
学校現場、家庭教育の現場、教育マーケット、あらゆる現場を見つめ、分析し、そこから発せられる声から、真に利用者が必要とするサービス企画を生み出してきました。
マーケティング-企画-制作-販売-アフターサービス、どの現場においても、常にその核心に存在し続けていきたい、時代がどう変化しようとわたしたちの姿勢は不変です。

って、金儲けだけ。

悪質営業しているから、中途解約が多かったのでしょ。


その他
家庭教師のステップワン 
トップパートナーズ
グレード学院家庭教師センター
アゴラ
アズプロジェクト
インターマックスコーポレーション東北家庭教師会
静岡家庭教師指導指導協会
北海道家庭教師指導協会
関西家庭教師会
マネージメントスタディー、日本教育アカデミー、
マインドマークス (東京都新宿区西新宿7-7-33 予備校の生徒募集代行業 予備校名 日本学力振興会、aps )

などの名前が。同種の他企業に散らばって再始動しているようなので、ご注意を。